昨日、長野の善光寺の山門の下に新しくオープンした「ぱてぃお大門 蔵楽庭」へ行ってまいりました。
「ぱてぃお大門」のある大門町は、善光寺仲見世の下に位置している商店街ですが、観光バスの駐車場が善光寺の裏手にあることから、善光寺の正面に位置する商店街でありながら、人通りがほとんどない状態が最近続いておりました。
何年か前に、空店舗の一つが売却されるという情報が流れ、そこにビルが建てられるという話が持ち上がりました。悩んだ挙句、住民有志の組織である(有)長野大門会館がこの土地を取得しました。この土地の奥には土蔵があり、隣接地には使用されていない数棟の土蔵や三階建の楼閣がありました。取得した土地を中庭(ぱてぃお)化して隣接地まで回遊できるようにすれば、これまで誰も見たことのない空間が再現すると考えた時に、「ぱてぃお大門」の構想が形づくられました。
〜ぱてぃお大門HPより一部引用〜
その町並みは、なんでも壊されてリフレッシュされていく現代にあって、古きものの良さを活かしながら、新しいものを創造して行こうとうするエネルギーに満ち溢れた空気が漂っていました。
なんとか長野の町並みを残したい、そして保存するのではなく、なんらかの意思を持って後世へ伝えていきたいメッセージのようなものを感じました。
事業計画がTMO構想に
空家屋の活用による商店街の活性化、善光寺観光の拡域化を支える新しい魅力拠点の形成を図ることを目的に事業計画が、TMO構想の認定を受け、中心市街地商店街等リノベーション補助金を活用して、空家屋としての土蔵郡等の改修計画が始まりました。
平成15年9月、事業主体をTMO(まちづくり長野)に移管させ、建設事業がスタートしました
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