先日「東京国際女子マラソン」が行なわれました。
高橋尚子選手が2年ぶりの優勝を飾りました。今回のレースでは右足に3カ所の筋膜炎を抱えながらの出場であったにも関わらず、35・7キロで一気にスパートし、2時間24分39秒という素晴らしい記録でした。
完走をした後、高橋選手の言っていた「42・195キロ、途切れることのない声援を頂いた。暗闇にいた私が、夢を持つことで充実した1日1日を過ごすことができた。またここから時間が刻めそうです。」という言葉が、いつまでも心に残りました。また「2年前は自分のために走ったが、今回はかけがえのない仲間のために走った。」ともお話されているのを聞いて、どれだけこの2年間が高橋選手にとって長く辛いものだったのか、そして多くの方々の支えがあったのかが伝わってきました。
いつも明るい表情でテレビに映し出される高橋選手の口から出た言葉だったので、余計に心に染みたような気もします。
できないことの言い訳をせず、ただただひたすら自分を鍛えて結果を出す。そんな一人のアスリートの姿に心の底から感動をしました。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。