出張のため、2日間熱海まで行っておりました。
海岸沿いに並ぶ桜がちょうど満開の時期を迎えており、海風に揺られて桜吹雪が綺麗に舞っていました。
まだ4月が始まったばかりだと言うのに、気温は日中25度ほどありまして、車の窓を開けてドライブをするのに最高の日和でした。山国育ちの私にとっては、水平線がどこまでも続く海を見ながら走る海岸沿いの風景は、映画の1シーンを観ているようで、その中に自分がいること自体が不思議に思えるくらいでした。
山沿いには何十軒ものホテルや旅館が乱立しており、熱海全体がひとつのテーマパークのようにも感じられました。これだけの条件が揃っていてうらやましいなぁと思っていたら、地元のおじさんいに、
「やっぱり俺は山の方がいいねぇ。毎日山を眺めながら暮らすことができたら、あとはなんにもいらないな。」
と言われてました。毎日、同じものを見ていると、いつの間にかその素晴らしさに慣れてしまって、感じる心が鈍くなってしまうのだなと思いました。海から帰ってきて、あらためて山を見上げたら「ん〜山もなかなかだな。」と思えました。
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