玄関前のカメに水を張ってその中に金魚を入れました。
冬の間は水が凍ってしまうため、金魚を他の場所に移していましたが、4月になり朝晩の冷え込みも緩やかになってきたため、9匹の金魚たちをカメの中に戻しました。
ひとくくりに「金魚」と言いましても、いろんな種類があります。ふなが自然変異したものと人為的な交雑、淘汰をくり返して現在見られる幾多の金魚の種類ができました。
〜金魚についての雑学〜
約2000年前に中国南部地方で野生のフナから赤色のものが発見され、これを原種をして今日の金魚に至っています。日本には1502年(室町時代)に、中国かもたらされ、もっぱら貴族や富豪の珍奇な愛玩具として珍重されていました。一般的に普及したのは、1800年に入ってからと言われていますが、日本人にとって身近な愛すべきものとして飼育され、伝統工芸品などにも登場して暮らしの中に日本独特の金魚文化をつくり出しています。
クロデメキンや頂天眼などもかわいらしいですが、私は「丹頂」がとても好きです。体は白く頭部のみが赤く、まるで丹頂ズルを思わせる金魚です。優雅に揺れる孔雀のよな尾びれと、赤と白のコントラストがとても綺麗な金魚です。
ぜひご来館の際には、館内のところどころにいる金魚にも目をとめてみてください。
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