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新潟市へ日帰りで出張へ行ってまいりました。その帰りにYMCAホテル学校時代に若旦那が3ヶ月研修生としてお世話になった六日町温泉「龍言」へも挨拶に寄りました。
行く途中、新潟中越地震で被害が大きかった小千谷市を通りました。もうずいぶんと復興していて、高速道路から見る風景は以前の風景となんら変わらないように見えましたが、よく見るとブルーシートのかかった家屋があったり、高速道路のあちこちに段差などもあったりして、まだそこかしこに災害の爪跡が見え隠れしていました。
「龍言」では、研修の際にお世話になったスタッフの方々が、温かく迎えてくださり、若旦那と懐かしそうに昔の話をしていました。六日町地域もよ地震による揺れはあったようですが、ほとんど家屋などの損壊はなく、依然と同じように皆さん元気に営業をしていらっしゃるのを拝見して安心しました。
しかし、やはり震災のイメージダウンなどもあり、客足が遠のいている旅館もあるようです。どうぞ皆さん、ご安心なさって新潟地方へのご旅行へもお出かけください。震災による痛みを知った分、そこにはきっと心の温かいおもてなしがあふれていると思います。
いよいよかつてないほどの大型連休ゴールデンウィークが始まります。
高速道路の渋滞などの心配もされますが、どうぞ昼神温泉までお気をつけてお出でくださいませ。お早くお着きになられますお客様もいらっしゃると思いまして、ゴールデンウィーク中は、2時30分頃の開門とさせていただきます。
お天気にも恵まれた連休となりそうです。旅館の前を流れます阿智川で川遊びや、ヘブンスその原のロープウェイなども満喫できると思います。ちょっと早く着かれて周辺散策もいいですね。新緑がきれいですよ。レンタルサイクルの貸し出しもこの頃人気が出てきました。どうぞお気軽に使ってください。
お客様にとりまして最高のゴールデンウィークとなりますよう、スタッフ一同精一杯がんばりたいと思います。
来月の5月18日に、今回で4回目となります料理企画「匠の饗宴」がございます。今回お招きいたしますのは、この企画を立ち上げるきっかけともなりました東京赤坂ビストロボンファムのオーナー中野寿雄シェフです。
中野シェフにはこの企画の1回目にもお出でいただき、温泉玉子のトリフスープ仕立てをはじめ、地元の食材を使った和製フランス料理の数々を提供してくださり、お客様より大変好評をいただきました。
今回の「匠の饗宴」のテーマは、5月23日で1,000公演を迎えます「紫宸殿の宴」のテーマにもなりました「はな」です。このテーマのもと中野シェフと長田板長がそれぞれの技を使って、特別献立をただ今考え中です。
すでに前回いらっしゃったお客様などからのお問い合わせもあり、お席が埋まってきておりますが、まだお席のほうはご用意でいますので、是非この機会に和食とフレンチのコラボレーション会席料理をご堪能くださいませ。
今年も昼神温泉名物の「花ももの花」が満開となりました。
昨年より「桜」と同じく1週間ほど花ももの開花が遅れたため、今年の花ももはゴールデンウィークくらいがちょうどいい見ごろとなりました。今年のゴールデンウィークは長いところで10連休あるようで、花ももが咲いています園原方面は、きっとお花見のお客様でいっぱいになると思います。
花ももは、一つの枝に「紅」「ピンク」「白」の3色の花が咲くとても珍しい花です。ところが、中には「紅」だけしか咲かない木や、2色の花しか咲かない木などもあります。
庭木屋さんへ行くと花ももの苗木が売っているのですが、この時にはまだ花の色が分からない為、3色咲くかどうかは咲いてみてからのお楽しみという事になるわけです。
咲いている花をよく見ると一つの花の中にも白い花びらと紅い花びらがある花もあったりして、本当に自然の力には驚かされます。
是非この連休、こんな可愛くてきれいな花を見に来られてはいかがでしょうか。
今日の朝から新しく石苔亭いしだのアメニティーとして入る「HARNN」の売店オープンの準備を致しました。
この空間には、音源がそれぞれ違う立体音響の設備も備え付けられ、小鳥のさえずりがすぐ耳元で鳴いているような錯覚がするほどの音響効果です。お客様にはわからないように多くのスピーカーがこの空間には仕込まれています。
重厚なチョコレートブラウンの棚に並ぶ、自然色のオイルやソープはその色合いだけで芸術的です。照明や植栽なども変わって、3年前までここが本棚のあった空間とはとても思えないような、密度の濃い空間へと生まれ変わりました。
「HARNN」の商品と一緒に、ハーブティーのコーナーも併設されています。ブルーベリーやストロベリーの甘い香りがしてくるのは、今回石苔亭いしだのためにスペシャルブレンドされたオリジナルハーブティーの香りです。お風呂上りのフリードリンクのコーナーにしばらくすると登場いたしますのでどうぞ楽しみにしていてください。
今夜はスタッフの方々と夜の12時までかかって、なんとか売店の80パーセントくらいが出来上がりました。いよいよ明日「HARNN」のショップがオープンします。
当館ではお客様の情報をコンピューターで管理しております。ホームページからご予約も承っており、コンピューターは欠かせない存在となっています。
今朝のテレビで、マイクロソフト社のウィルスバスターの不具合があり、この週末、日本中でコンピューターが麻痺したというニュース聞きました。私たちもウィルス対策としてウィルスバスターを入れておりますが、幸いなことに被害はありませんでした。
コンピューターを守るためのソフトが汚染され、それが瞬時に伝染していく。とても恐ろしいことだと思います。
先日園児をハンマーで襲った17歳少年は「インターネットで殺人の写真を見て、殺人に興味を持った。」と供述しているという話も聞きました。
私たちはコンピューターを道具や手段の一つだということを、再認識しなけらばならないとあらためて感じます。情報を伝えるだけでしたら「これを持つ」という活字があれば伝わります。しかし、実際には相手によって「こちらをお持ちいたしましょうか。」とか「お持ちしてよろしいでしょうか。」と言い方も変われば、心遣いも変わってきます。人の肌の温もりもあれば、それとなく伝わってくる人の優しさのようなものもあります。
バーチャルな世界の情報のやり取りばかりが先行して、「心」というものがどこかに置き去られているような気がします。情報は使うべきもので、使われてはいけない。情報によって「心」が養われなければ、それはすべて空虚なものとなってしまいます。
こんなお話をさせていただいている「若女将の日記」も、活字による伝達なのですが、日記だけではお伝えできないことが、もちろんたくさんございます。是非、一度当館までお越しいただき、実際にご挨拶させていただけたらと思っております・・・・・こんなオチになってしまいましてすみません。
昨年オープンしたシアタールーム付の客室は、お蔭様で好評をいただいておりまして、部屋指定でご予約になるお客様がほとんどです。
先日、これまでのDVDに加え、新しい作品を若旦那が買ってきました。
「愛と青春の旅立ち」「シザーハンズ」「ショーシャンクの空に」などの洋画に、邦画では「トラ！トラ!トラ！」「里見八犬伝」「千と千尋の神隠し」などバラエティー様々です。
私は映画のことはよく分かりませんので、若旦那に聞いてみますと中でも一押しの映画は「ストリート・オブ・ファイアー」だそうです。
若旦那：談
1984年日本公開の作品のロックンロールムービーです。マイケル・パレ扮するトム・コーディーが、悪の一味に敢然と立ち向かい、誘拐された恋人（ダイアン・レイン）を救出するストーリーは、いかにもアメリカ映画らしい、単純で痛快な内容です。この映画の魅力は最後の10分に集約されています。ダイアン・レインが真っ赤なステージ衣装を着て歌うラストの「Tonight What It Means To Be Young」は鳥肌もん。そして、その視線の先には恋人を助けたにもかかわらずコンサート会場を後にするマイケル・パレ。「いつもそばにいなくても、困ったときはすぐ助けに来るよ」というマイケルのニヒルなヒーローぶりは、ここまでするかという笑いを通り越し感動の域まで達します。ウィレム・デフォー扮するレイベンという悪役も陰湿な性格ではなく、正々堂々とｓた気持ちのいい悪役ぶりです。ネオンサインに蒸気が漂っている感じがたまらない80年代ティストたっぷりのＢ級映画。これはオススメです。
若旦那の選んできた映画には、どれもなにかしらの思い入れがあるようです。
ご自宅でも鑑賞してみてはいかがでしょうか？
大阪で17歳の男の子が「誰でもいいから人を殺したかった」という理由で、ハンマーを振り回し、園児に怪我をさせるという事件がおこりました。
昨晩、テレビで「桜の花の咲く頃に・・」という番組を見ました。北海道の別海町の高校生たちの一年間を追いかけたドキュメンタリー番組でした。
繁華街もなければ塾もない酪農と漁業の町で、それぞれの高校生が、自分が何をすべきかを考えて、真剣に生きている姿映し出した番組でした。ある高校生は、親に迷惑をかけないようにと、私立大学の受験をあきらめ、合格率の低い国立大学受験合格を目指して一生懸命勉強をしていました。ある高校生は、毎朝、新聞配達を続け家計を助けながらも、夜勤の看護婦をしている母親を「自分の母親を誇りに思っている」と言っていました。海へ家族で魚を取る網を仕掛けに行き、マイナス20度の冷たい水に腕を肩まで入れ大きな氷の塊を引き上げている高校生の姿も映し出されました。
「私は誰かに光を当てられて輝くのではなく、自分から光り輝けるようになりたい」という女の子の言葉に、胸がジーンとしました。
別海町の高校生は、だれもが自分ひとりで生きているのではないということを知っていて、まわりのことを大切にしながらも、その中で自分が今何をすべきかということと、しっかり向き合って生きていました。
人を殺すための道具を買い集める17歳もいれば、生きることに真剣に向き合っている人間もいる。同じ人間なのに何がここまで違う心を持った人間を創り出してしまうのでしょう。
番組の最後、桜の老木にまばらに咲いている桜の花が映し出され、こんなナレーションが流れてきました。
「華やかさを隠すように咲く別海町の桜の花。これが日本の桜です。」
その言葉がいつまでも心に残りました。
先日、お客様より愛知万博の上手な味方について、こんなアドバイスをいただきました。
万博の夜間入場券を利用するといいようです。入場料金は昼間の半額です。4月25日より開催時間も延びて、夜の9時30分までやっているので、団体のお客様や学生さんたちがお帰りになる夕方からの入場がお薦めです。
ちなみに私たちの旅館のスタッフが先日、昼間の時間帯に万博へ行って来ましたが、TOYOTA館のロボットショーを観る為の整理券をもらうのに1時間以上並び、いざその時間に行ってみると、ロボットの不具合のため公演中止だったそうです。
逆に夜間入場券で見学してこられたお客様の話ですと、人気のマンモスの化石を見るのにも、夕方以降は人がグッと減るために、30分ほどで見ることができたそうです。
これから日中も暑くなってまいります。炎天下、ご家族で長蛇の列に並ぶよりは、夕涼みをしながら夜の万博を楽しむのもいいかもしれませんね。
ずいぶん朝晩の陽気も温かくなってきました。
これまで館内の廊下に備え付けてあった火鉢も、そろそろいらなくなってきたところで、火鉢の灰をかき出して、その中に金魚を入れる事になりました。
金魚は種類によっては環境に強いものがあり、余計なものを一緒に入れなければ、空気ポンプや水温計も必要ではないので、火鉢の中でもしっかり生きていけるようです。
館内の数箇所に頭の大きな「らんちゅう」や新種の「ピンポンパール」というまん丸の金魚など、いろんな種類や色の金魚が涼しげに泳いでいます。そんな金魚の表情を見て回るのも楽しみに一つになりました。