今日は、サッカーの「日本vsイラン」戦・そして「バーレーンvs北朝鮮」戦がありました。
惜しくも日本はイランに負けてしまいました。テレビ報道などでは「善戦むなしく敗退」「次につながるいい戦いだった」「アウェーでの戦いでよくあそこまでやった」「後半戦の攻撃力が落ちたのが課題である」など、選手の戦いを認める言葉や、次回のバーレーン戦を見すえての指摘など、様々な声が聞かれました。
しかし、そんな日本とは対照的に、「バーレーンvs北朝鮮」戦で、敗北した北朝鮮のサッカーチームの戦いは、北朝鮮本国の報道ではいっさい扱われなかったという話を聞きました。
勝負や記録を目的としたものに、勝ち負けはつきものです。しかし、今回北朝鮮に見られる勝者には賞賛をあたえ、敗者はそれを恥ずかしかったことのように隠すという姿には愕然とします。そこには国のプライドがあるのか、政治的なはたらきがあるのかはよく知りません。しかし、純粋にサッカーに打ち込んできた選手たちの気持ちを踏みにじるような扱い方には腹が立ちます。
プロセスを共有していない人が、勝てばいい。負けたらダメ。という安易な方向へ走ったとき、その先に未来や希望はないと思いました。
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