本日、3月21日、私たち石苔亭いしだに新しい社員が4人入社いたしました。
年齢も経験も様々ですが、4人ともお客様に感動を与えることに夢を持った純粋な心の持ち主です。中には福祉に関係する活動をしていた人もいたため、若旦那からこんな話もありました。
「旅館にはいろんなお客様がいらっしゃいます。中には体にハンディを持たれたお客様もいらっしゃる。しかし、その時に「こちらから何かをしてあげる。」だとか「体が不自由だから特別なことをしてあげよう。」だとか思ってはいけない。なぜなら、そこには健常者のおごりが出るからです。そのお客様にとって当館での時間が最高の時間となるように、自分がお客様のパートナーとなることが一番大切です。」
こんな話もありました。
「銀座の高級クラブのママさんは、お客様から大切に扱われます。それに比べて場末のスナックの女性は、お客様から心無い言葉をかけられる。なぜ銀座のママさんは大切にされるのか?それは容姿でも金額でもなく、お客様にとってその人が大切なパートナーだからです。それには知識も必要だし、技術も必要です。私たちサービス業は知識や技術がないと、情けないほどみじめな仕事になってしまいます。誇りを持てる仕事をしましょう。」
高卒の社員もいる中で、クラブのママの話はどこまで理解できたか分かりませんが、一生懸命話を聞いている4人の姿を見ながら、立派なサービススタッフとして現場にデビューできるのも、そう遠い話でもなさそうだぞと思いました。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。