紫宸殿の宴が変わりました。

昨日、若旦那から「喝」があったお話をさせていただきました。

結処のスタッフがそれを受けて、これまでの宴の席をまったく変えてしまいました。これまで座席を舞台の方へ向けて並べていたのですが、お客様がお飲み物を召し上がりながら宴を鑑賞できるように、館内のあちらこちらから机を見つけてきて、ロビーに見事なラウンジを作り上げてしまいました。舞台前の照明もお客様がゆったりくつろげるようにと微妙な調節をいく度も行ったり、お越しになられたお客様にはこちらから積極的に歩み寄りお声掛けする姿も見られました。

スタッフ全員が自分が何をすべきかを、人から言われるのではなく自分で考え、自分で行動にうつすことのできた今晩のいしだのサービスは、これまでのどのサービスよりも素晴らしいサービスでした。

夜のミーティングで、ラウンジを作り上げたスタッフが

「みんな、ミーティングが終わったらロビーを見ていって欲しい。」

と言っていました。スタッフ自身も自分が行動した事によって、何が起こり何が変わったのかを自覚できたからこそ、自然に出てきた言葉だと思いながら聞いていました。

考えているだけじゃ何も変わっていかないんです。昨日と違う今日を作る事はまず動いてみること。これだけです。それをスタッフから教えられました。

いい夜でした。