現在、昼神温泉では温泉郷全体のサービスを向上しようという趣旨の委員会が発足し、各プロジェクト委員会に分かれて話し合いが行われています。先日の委員会で、こんな提案がされかなり話が盛り上がったようです。
「お客様の要望に対して「NO」と言わないサービスを昼神温泉で実践しよう。」
「そんなことは不可能です。できないことはできないと言った方が余計に親切なのではないですか。」
「できないことかもしれないけれど、できるように努力しようとする姿が大切なんじゃないか。お客様が要望していることは、お客様が困っていることでもあるのだから。」
「ある飛行機会社では、機内にない雑誌を持ってきてくれと頼まれた時には、ないことは分かっていても必ず探しに行き、代わりのものを探してくるようだよ。」
「ひとつの旅館でやることは可能であっても、温泉郷全体でそれを強制することは難しい。」
「難しいからこそチャレンジする価値があるんじゃないですか。だからこのプロジェクト委員会があるんでしょ。」・・・・・・・。
委員会が終わってもしばらくこの討論は続いたようです。
「NO」といわないサービスを提案したのは、どうやらうちの若旦那だったようです。こんな意見交換をみんなで熱く語るようになってきた昼神温泉は、これから変わっていくのかもしれないなと思いました。
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