いつもと変わったことをするわけではないです。
ただ、お正月の疲れ方はいつもとはちょっと違います。
通常料金よりも高い宿泊料をお客様から頂いているためです。
いつも以上に神経を使うのは、当たり前の仕事内容なのです。
今日あたりは、体力、知力、集中力ともに、疲れが隠せなくなってくるころです。
仕事が終わった夜のミーティングを迎えながら、若いスタッフのみんながどれほどのプレッシャーを抱えながら過ごしているかと考えると、心から「お疲れ様…」と言いたくなりました。
「忘己利他」自分のためでなく、人のために・…
心身ともに疲れている今、楽をしようと思えばほどほどに力を抜いて楽をすることができます。
そこをもうひと踏ん張りして、仲間のため、他人のために自分の心を奮い立たせて力を尽くせる人間になってもらいたい。その先に得られるもの、満足し、納得してくださったお客様の「笑顔」と「有難う、また来るわね・…」の言葉は、私が言うところの「質の高い喜び」です。
自分一人でいただけた言葉ではなく、仲間の思いやりを感じながら得ることができた仕事の達成感は、言葉では説明できません。
…仕事とは、決して楽なものではないのです。
そして仕事が暇いなったときでも、今日の日のような気持ちを持続させ仕事におぞむこと。自分の甘く弱い気持ちとの闘いです。
そうした精進を重ねて初めて、満たされた喜びと価値ある人生が送れるものだと、私は石苔亭いしだで勤めながら、多くの方々の背中を見て学ばせて頂きました。
今こうして頑張ってくれている石苔亭いしだの仲間に、そのことを知っていただきたいと心から思います。
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