地元飯田市で歴史をもって営業されている和菓子屋さんに「泉和庄」があります。
「大名きんつば」の老舗です。
先日歌舞伎座へ伺った時、「泉和庄」が歌舞伎座の中の売店に出店されていました。
これもまた、地元の誇りです。
舞台を見させていただく会場で、弁当が食べれるというのも歌舞伎の醍醐味かもしれませんね。
白くふいた粉が「シュワシュワ・・・・」と口に入れたとたんに溶けてゆく感覚が、改めて地元の私を感動させました。
実は、市田柿は高価な干柿ですので、地元民はなかなか食べないといってもいいかもしれません。義理の母は、自宅の渋柿で毎年作ります。自家製がほとんどですね。
私も、学生の頃は柿の皮むきを良く手伝いました。
干した後、紙袋でかさかさと振って白い粉を拭かせた記憶があります。
市田柿が食べれて、昭和の歴史ある会場の雰囲気を感じながらいただける、贅沢なお弁当でした。
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