昨夜テレビを見ていたら「これからの日本・・・」というテーマで、「核」についての番組をやっていました。多くの方がきっとご覧になっていることと思います。
今まで、「核」についてここまで深く意見を交換し合う番組がありましたでしょうか?私はとても興味深く、釘付けになって視聴していました。私の知らないことや、いろんな方向からのものの考え方を伺うことが、とても刺激を受けます。意見を聞いていると、自分の考えの浅さにも気がつくし、「核」と言う存在が本当はどういうものなのか?というところにももう一度知ることが出来ました。さらに、実態をもっと「知りたい」「学びたい」という気持ちになりました。
番組を通じてビックリしたことは「核三原則」を打ち出してきている日本においても、「核保有」を支持する考えの方々が、私の想像を遥かに超える数で存在している。ということでした。この事実に本当に驚きました。そうした皆さんは、「核三原則」を見直すべきと訴えています。そのことに本当に驚きました。
そこで初めて「あれ?私はどんな考えを持っているの?」と自問自答しています。核保有を支持されている皆さんの意見も「なるほどなー」と考え深いところがあります。これが理想と現実ということなんでしょうね。
現実には確かに「核」に対する考え方が昔のままのように行かない事情が出てきているかもしれません。ただ、体験はしていないものの、広島、長崎の事実が今でもはっきりと私の心に「深い悲しみ」として刻まれています。
「核三原則」も「平和主義」も世界のどこよりも強く主張した国が私達が住む日本国です。
その精神を、時代や現実にあわせて考え方を変えるものであってはならない、と私は考えます。「今」の現実ではなく「核」の現実を知った方々が、「これからの世界・・・」にむけたメッセージと受止めて、その精神をつなげて欲しいとおもいました。「時代の事情なんて関係ない!」と言える勇気が欲しいです。
「核」を受けた日本にしか伝えることの出来ない、世界の希望の光りを照らし続けるように・・・
こうした番組を見させていただいたおかげで、いろんな考え方を受止め、その上で自分は何を真実として考え持ってゆくかを改めて確認することが出来ました。良い番組に出会えました。
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