昨夜は深夜3時に横浜から帰宅してまいりました。
荷物も車に載せたまま、今朝は石苔亭いしだへ出勤です。久しぶりです。
家を出るまでは、実は少々気が重く感じていました。息つく暇もなく今日を迎えたこともあるでしょうが、何より、一ヶ月の間、顔も出さずにいた旅館の皆がどんな風に迎えてくれるだろう。一ヶ月いろんなことを乗り越えてくれた皆と、どんな風に接することが出来るだろう。
多分そんな不安がどこかにあったのかもしれません。
旅館に向かっていつもの道を進むにつれ、不思議とそんな重たい気持ちが少しずつ軽くなっていくのが解ります。私を迎えてくれるその風景は、一ヶ月前と何も変わりありません。その空気に包まれているうちに、一ヶ月の時間ってどれくらいのことなんだろう?
「あー。自分が思っているほど、周りの皆さんにとっては変わりのない時間の経過なのかもしれないなー。」と思えたのです。(それはそれでちょっと寂しいのですが・・・・)
私にとっては環境も変わり、関わる人間関係も変わり、バタバタと忙しい一ヶ月でしたが、昼神温泉事体は何かが変わったわけではないですものね。そんな風に考え方を気づかせてくれたのは、昼神温泉の変わらぬ景色と空気でした。
そうはいっても、従業員出入り口や、スタッフの皆さんにかける最初の一声は、「ドキドキ」しましたが、案の定、意外にあっさりしたものでした。
初日早速、お客様からのお呼びがかかりまして、ご挨拶をさせていただきました。「女将がいると言われた日に予約をしたんだよ!」とおっしゃってくださり、ご趣味で作られてたという木工細工をプレゼントしていただきました。いつも気に留めていただきまして、本当にありがとうございます。
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