今日は風俗営業管理者講習会がありました。3年に1度、講習会を受けなければならず、旅館を営業するために必要な免許となります。
行ってみると、昼神温泉の見慣れた方々が既に机にいらっしゃいました。そんな中で受付を済まそうとしてみると、あら恥ずかしい・・・・、「今日の受講は見合わせてください」と言われてしまいました。
実は管理者の書換え=変更がまだ出来ていなかったんです。私達は、講習会を受講した者が変更していただけるものと思ってしまっていたのですが、管理者本人でないと受講はできないと言うことでした。日々の忙しさにかまけて、自分達の都合のいいように解釈してしまっていました。
結局その場は失礼し、その足で書換えのための手続きに行きました。警察署と法務局と役場へ直行です。法務局と言うところ、私は初めてきました。まず警察署、3Fへ上ると「骨董商」とか「銃刀許可」とあわせて「風俗営業」とかかれたファイルが並べられた窓口がありました。そこで、資料を出していただくだけで待たされること40分程、ゆっくりとした時間が流れます。それから法務局へ、慣れない言葉が並べられた書類へ記入し、受付を済まします。「会社履歴証明書」こういったものがあるんですね。
日頃運転免許の書換えぐらいしか来ることのない警察で、こういった仕事をするためにいる警察の方々がいること、会社を運営していく上で様々な書類があり、そこには私達の名前が登録され証明されるように出来ていることを初めて知った思いでした。改めて身が引き締まるような思いです。
それにしても、職場と言うのはそれぞれ違った空気があるものですね。ここではどんな時間の流れがあるのだろうか?1日人が来ないような時もあるんだろうか?警察署の中でのこうした窓口にいる方も、警察官の職種になるんだろうか?などと余計な興味が湧いてきます。「ふっ」と娘は大きくなったら、どんな仕事に就くのだろうか?と考えてしまいます。
自分の知らない仕事が、世の中にはまだまだ沢山あるということがなんだか不思議で、石苔亭いしだに来られるお客様と照らしてしまいます。この中にも石苔亭いしだのお客様がいらっっしゃるかもしれないし、同じような仕事をしている方々が見えているかもしれません。
そう思うと、皆さんがどんな環境で日々を過ごしていらっしゃるか、少しでもイメージが出来、理解してあげられたらいいのに・・・と思うのです。日々の疲れを癒されにご宿泊にこられる方がいらっしゃるのだとしたら、少しでもそうした環境をイメージし、察してあげることができたら、何か気の利いたことがもっとできるかもしれませんものね。
そんなことを考えながら、職場の様子を観察していました。
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