飯田の座光寺にあります「麻績神社の桜」が満開です。
麻績神社の枝垂れ桜は麻績神社の入口に咲く枝垂れ桜のことです。歌舞伎舞台と学校校舎を兼用した旧座光寺麻績学校のすぐすばに、この枝垂れ桜は咲いており、そのため「舞台桜」とも呼ばれています。通常よりも多い5~10枚の花びらが交じり合って咲く「半八重紅彼岸~はんやえひがん~」という品種だそうで、全国でもここにしかない貴重なサクラです。
一昨日、桜を見た後、神社の前にあります公民館で行なわれている「屋台獅子」の練習風景を特別に見せていただきました。麻績神社の総代の皆さんが若い人達が舞うのを真剣に見つめる中、ピーンと緊張感の張り詰めた空気に、舞い手のかけ声や息遣いだけが聞こえていました。麻績神社の獅子舞は、獅子頭の動きがとても激しく、低く地を這うように進んだかと思えば、大きくたてがみを揺らすように頭を前後に動かしたりと、見ている私たちまで手に力が入ってしまうような迫力がありました。
獅子の前には小学校のお子さん達も刀を持って踊っており、こうして世代から世代へ地元の芸能や文化が引き継がれていくことの大切さを感じることができました。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。