石苔亭いしだでは、二十四節季に合わせまして、年間24回お料理の献立が変わります。本日は、3月後半からお客様に提供いたします「春分」の献立の試食会が行なわれました。
平成21年、石苔亭しいだのテーマは、「いかにお客様が召し上がりたいお料理をお出しできるか」という点です。そして「安心安全」という点においても徹底していくことが、先日の会議で話し合われました。本日の試食会では各部署のスタッフが、一品一品の味わい・使われている食材の生産地や生産者・量の適当さや会席料理としての前後の料理とのバランスなど、多岐にわたる視点から積極的な意見交換がされました。
また、予約の段階で、お客様のお料理の趣向をいかにリサーチできるかによって、ご家族様であっても、若い方、ご年配の方、男性女性など、食べる量やお好きな食材、デザートのボリュームなども変えられるのではないかという意見も出されました。
若旦那からは、「これまでの、おしきせの旅館料理では、お客様に感動を与えることは難しい。レストランでも自分の好きなメニューが選べるのに、旅館では家族みんな同じ料理というのは不自然である。」という話がありました。
試食会は、献立が変わるごとに行なわれます。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。