昨晩の栗矢の無礼講の「神遊びの儀式」にて、奉納舞台を披露してくださったのは、地元阿智村伍和の「あゆみ太鼓」の皆さんでした。
あゆみ太鼓は、もともと小学校の保護者の方々が結成していた太鼓チームでしたが、それを見ていた子ども達がいつの間にやら太鼓のフレーズを覚えて、今では小さい子は小学校3年生の子から大人までと、幅広い層で太鼓を楽しんでいる皆さん方です。
昨晩の舞台は「ぶちあわせ太鼓」と「秩父屋台囃子」でした。
秩父屋台囃子は、埼玉県の秩父市で行なわれる「秩父夜祭り」の中で打たれる太鼓です。秩父神社のご祭神が、私たちの住む阿智村の阿智神社のご祭神と同じ思兼御命〜おもいかねのみこと〜ということもあっって、大変盛り上がった舞台となりました。
小さい子どもが打つときには、大人や中学生のおにいさん、おねえさんが口で「スットコドッコイ・ドッコイ・ドッコイ」と言ってあげていました。旦那さんが打つとなりでは、奥さんがリズムに遅れないようにリズムを取ってあげていました。
太鼓の迫力もさることながら、プロの太鼓チームでは決して伝えることのできない、親子や地域のつながりが、見ている人の心に感動を与えました。
あまりの大きな太鼓の音に、舞台の途中で、神社の屋根にたまっていたほこりが雪のように落ちてきました。
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