毎日暑い日が続きます。今日も昼神温泉は30℃を超えました。阿智の夏祭りの火祭りの中で、今年4月に行なわれた早座祭りでも披露された「阿智黒丑舞」がたいまつ行列の先頭を練り歩きます。今日は炎天下、その練習が行なわれました。
真っ黒い布で覆われた黒丑舞の幌の中は、おそらく40℃近くまで温度が上がっていると思われます。宴でもお世話になっている地元伝統芸能者の加藤木朗さんに講師になっていただき、阿智川沿いの道を使って、約4時間の稽古をしました。
丑頭を担当したのは石苔亭いしだの厨房の石渡君です。重さが20キロはある丑頭を持って、左右に動きながら激しい丑の動きを体で覚えていました。牛頭大王といわれるスサノオノミコト役は、石苔亭いしだのフロントの麦島君でした。草薙の剣に見立てた長い青竹を振り回しながら、黒丑との掛け合いを一日でずいぶんスムーズにできるようになりました。面をつけての稽古となりかなり視野が限られての動きでしたが、最後には間合いもうまく取れるようになり、加藤木さんからもお褒めの言葉をいただいていました。
練習の後はさすがに全員ぐったりしていて、もう立ち上がれないほどの疲れようでした。最後の練習が祭りの前日の25日の午前中にあり、いよいよ本番の夏祭りとなります。
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