普段はゴルフなんて見ない私が、なぜか今朝のゴルフ中継に釘付けになってしました。全米オープンゴルフのプレーオフを決める最終ホール。タイガーの2ショット目は条件の悪いラフに打ち込んでしまいました。解説者からは「あ〜これでタイガーのプレーオフはないでしょう。」とのコメント。
するとタイガーの打った第3打はラフからにもかかわらず、相手とほぼ同じ位置に寄せる絶妙なショット。周りにいる何百人のギャラリーからは割れんばかりの大歓声です。ショットを打つ前のあの静寂。ギャラリーの全員がプレーヤーの一挙手一動を見ている中で、ピンチをチャンスに変えていくタイガーウッズという人を本当にすごい人だと思って見ていました。
プレーオフをかけての最終打。ほぼ同じ距離からのショットで一人は外してしまいます。続いて打ったタイガーのショットは吸い込まれるように穴に吸い込まれていき、その瞬間にタイガーウッズの咆哮とも言えるような喜びの表情がテレビに映し出されました。見てる私もついつい体中に力が入っていました。ピンと張り詰めた緊張感と、結果を出したときの喜びの表情・・・。
自分自身をきちっとコントロールし、集中力を高めていけるタイガーウッズという一人の人間の生き方に心を打たれた今朝のゴルフ中継でした。
さらにヒザに故障があったようですよね?
野球の長島選手もそうなんでしょうけど・・・
「記録」より「記憶」に残るプレーって
きっとこんな感動体験なんでしょうね?
誰にでもわかる評価基準のプレゼンより
その人にしか分からないプレゼンが
「この」感動につながっていますよね?
投稿情報: 沼です | 2008年7 月15日 (火) 23:00