先日、石苔亭いしだに中村屋のスタッフの皆さんがお泊りに来てくださいました。中村シェフのお兄さんと若旦那との話の中でこんな話が出たそうです。
「<南信州>というネーミングはとても不思議な感じがする。「南」という温かで開放感のある字に対して、「信州」というのはどこかシュールで寒いイメージがある。相反するものが一つの地域のネーミングとなっているところが、ある意味ミスマッチで面白い。<昼神>というネーミングも、南信州と同じで、「昼」というほのぼのとした字と「神」という緊張感のある字が組み合わされている。<南信州昼神>という字の並びは、それだけでかなりインパクトのあるネーミングだ。」
ずっと昔から南信州という名前に慣れ親しんできた私たちにとっては、この名前の持つインパクトとか魅力といったことに対して鈍感になっていた部分があったのかもしれません。都会からこの南信州昼神というところを、客観的に見た時に、そんな印象を持たれる方もいらっしゃるんだなということに、あらためて驚きを感じると共に、自分自身の魅力を自覚していくことの大切さと難しさを感じました。
ここい住んでいる私たち地元民が、もっともっと足元を見ながら、この地域の魅力を実感してここから発信していくことが大切なんだと思います。
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