昨日は松代文武学校へ行ってきました。館内の山野草の指導をお願いしています唐木さち先生による「花寄せの会」が朝9:30から行われたのです。
真田十万石の城下町・松代では、趣味を愉しむ人が集い学ぶ・大人の学校「エコールド・まつしろ」の秋の遊学文化祭というのが毎年行われているようです。今年2007年は19月月1日を初回に、2008年1月27日を最終日として行われているようです。
唐木先生はその中の1日を昨日行われました。先生のお声がけでこの「エコールド・まつしろ」を知ったのですが、すばらしい活動だと感じます。また、この文武学校もとても素敵な空気を持ち備えているところだと感じました。
古く歴史ある先代の遺物を、現実にそこに住む人たちが大切に使うことは意味のある生かされる使い方だと感心します。たいていは「大切にする」という理解を違うように捕らえるものですよね。でも、実際に自分たちが身近に使うことで、歴史に興味をもち、先代たちの行いを心や体から学び、本当の意味で次世代へとつないでゆくことができるものだと思います。
唐木先生の作品は、文武学校の生きた空気を上手に気づかせてくださる、感性の優れた作品として上品に、そしてメッセージ性のあるお花を私たちに愉しませてくれました。
唐木先生の花が「そこにある」ことで、周りの存在や時間の流れ、文武学校の柱や空間に過去と現在の時間を意識させられる・・・・唐木先生の花はそんな不思議な力を持っています。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。