夏の終わりを感じる頃になりました。自宅で療養している私のところに、旅館のスタッフからこんな情報が届きました。「正面玄関の石抱き欅から、蝉の元気な鳴き声が聞こえました」
お盆を過ぎた頃から、朝晩が肌寒くなり赤とんぼと秋の虫の泣き声に、立秋の過ぎたことを感じていました。そう思い出すと、なんとなくお庭の空気がどことなく、隙間?を感じ、どこか哀愁の漂う空間に感じはじめます。同時にそれは日本の四季をイメージさせてくれ、情緒深く感じさせてくれます。
そんなときに聞こえた、一匹の蝉の声は自分の命の終わりを告げるかのように力強く聞こえ、私たちに夏の終わりを印象付けたようです。
石苔亭いしだの正面玄関のお庭が今年から変わっております。植えられている木々も変わりましたので、虫達も今年は様子が変わってくるかもしれません。そして、私は今年の秋の玄関の景色がとても楽しみです。
新しく変わった石苔亭いしだの玄関は、今年どんなに美しく秋の景色に彩り、ご来館のお客様をお迎えしてくれるか楽しみです。
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