ここ数日、ペルセウス座流星群が観測できるそうです。
仕事が終わった後、スタッフ一同で吉野家の牛丼を食べに行こうということになり、スタッフが着がえが終わるのを待っている間、オープンカーの屋根を開けて星空を眺めました。月がちょうど新月ということもあり、夜空の星がきれいに見えていました。
しばらく見上げていると、若いスタッフの間から
「あっ、今、流れ星が流れた!」
「私も、見た!見た!」
と、声が上がりました。
自分だけ見ることができないのも悔しいので、なんとか次は見てやろうと、今度は若いスタッフが流れ星を見つけた方角の空を眺めていると、今度はさっき見ていた方から、
「あっ、今度はこっちに流れた。」
と、声がします。
いつ流れ星が流れても願い事を言えるように、手を合わせた状態で空を眺めているのですが、一向に私の頭上に流れ星が現れてくれる気配はありません。そのうち、スタッフが「もう、お腹がすいてきたから吉野家へ出発しよう。」というので、とうとう流れ星に願い事ができないまま、車を出発させました。
なかなか流れ星を見てやろうだとか、願い事を流れ星にたくしてだとか、欲をかいている人間の頭上には、流れ星は姿を現してくれないものです。
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