グアムの人たちは熱心なカトリック信者だそうです。細かく形成された集落に必ず1つ、多いところで2つの教会を持っているそうです。そして毎週日曜日のミサに参加した後は家族でのんびり過ごすのだとか・・・
また学校のお休みも多いらしく、台風が来ると停電になるため休み、夏休みは2ヶ月程(どうも今週あたりから夏休みに入っているそうです)ほかにアメリカで決められている休みなどがあり、登校日数は180日ほどだそうです。これは日本の役半分だと教えてくました。日本語学校もあるらしいのですが、日本語学校に通う生徒は宿題も多いのですが、そのほかは夏休みでも宿題というのは一切ないそうです。
しかし、だからといって頭が悪いわけではなく、グアムからハーバード大学に進学する生徒も多くいるそうです。そしてグアムにある大学は「海洋研究」では世界1とされていてその道の学者さんは必ず1度は学びに来るほどの力を持っています。
グアムの生活は、夕方になると家の外に出て「夕涼み」をし、6時になれば家族で食事、後は何をするわけでもなく時間を過ごす。学校の休みも多ければ、都会と違い選択できることが多いわけでもない、そんな中では家族と過ごす時間も多くなれば、好きなことを見つけ勉強を熱心にする子も出てくるのでしょう。さらに環境客で多くの国の人たちを知ります。そんな中から刺激を受け、夢を持つ子も多く育つかもしれません。「宿題がなくても好きなことを見つければいいのだと」私たちは教わりました。
もっとも重要なのは毎週日曜日に「ミサ」に出かけてゆく、という使命が彼らの生活のリズムを形成しているようにも感じました。「信仰心」というのは良い面を挙げれば精神的な心の強さと生活の秩序を作り出します。
今回私達は観光できているので毎日時間に縛られず好きなだけ寝て、だらだらと過ごしていられましたが、おそらくそんな生活はいつまでも続けられないだろうということを私自身知っています。
日本でもつい最近「○○の品格」「武士道」という本が多く出ました。対して取組み始めてた「ゆとり教育」が今度は問題として多くの話題に上がっています。なぜそういった本に注目が集まったのか?現代の日本に欠けているもの、見失って気がついていないものはなにか?若者たちが空虚な心を持ちながら刺激を求めている、生きている意味を探しているように見えるのはなぜか?
私なりに自分の答えをみつけられればいいなと思います。若旦那も今「INAKA」構想というプロジェクトを動き始めています。ここにも大きく関係してくることでしょう。
何にせよ自分の人生、視野を広げられるチャンスは大いに体験して行きたいものです。