石苔亭いしだの玄関の脇には「石抱きの欅」という樹齢800年以上の欅〜けやき〜の木があります。南信濃村の瓦礫の山に力強く根を張って生えていた欅の木だそうです。根元から幹が切られており、そこから二十本以上の枝が出て現在の樹形になったそうです。
毎年、玄関前に飾られる注連縄が取り外されると、この欅の木に巻かれます。これはこの欅の力強い生命力に感動した石田オーナーの気持ちの表れでもあります。石苔亭いしだが建てられて、この欅の木が山から運び出されて玄関脇に植えられたとき、根付くかどうかが危うく、何度も枯れてしまいそうな危機があったようですが、欅自身の持つたくましい生命力でしっかりと根を張り、息を吹き返したという話も親から聞いたことがあります。
今年もご神木でもあるこの「石抱きの欅」に、私たちの旅館を温かく見守っていただきたいと思っています。
よろしくお願いいたします。パンパン!!
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