先日、それぞれのお部屋の名前が能狂言の演目の名前に統一されるというお話をしましたが、茂山狂言会の茂山千三郎先生にも相談に乗っていただき、だいたいの名前が決定してきました。これまでの名前がどんな名前になるのか、ちょっとご紹介いたします。
【結崎タイプ〜ゆうきタイプ〜】:旧式部庵タイプ
101 靱 猿 (うつぼざる)
102 釣 狐 (つりぎつね)
107 庵 梅 (いおりのうめ)
【坂戸タイプ〜さかどタイプ〜】:旧宇治十帖タイプ
103 花 子 (はなご)
105 末広がり(すえひろがり)
106 福部の神(ふくべのしん)
【外山タイプ〜とびタイプ〜】:旧源氏庵タイプ
111 寶の槌 (たからのつち)
112 財 宝 (ざいほう)
113 麻 生 (あそう)
115 三本柱 (さんぼんばしら)
116 蝸 牛 (かぎゅう)
【円満井タイプ〜えんまいタイプ〜】:旧花散る里タイプ
120 伊呂波 (いろは)
121 土 筆 (つくづくし)
122 柑 子 (こうじ)
123 寝音曲 (ねおんぎょく)
125 花 争 (はなあらそい)
131 止動方角(しどうほうがく)
132 萩大名 (はぎだいみょう)
133 千 鳥 (ちどり)
狂言のことをご存知の方にはどれも「あ〜あの話か。」と分るような有名な演目ばかりです。狂言が分らない方でも名前を見ているだけで、想像がかき立てられるような名前ではありませんか?名づけられたお部屋の名前にあわせて、お部屋の室礼も変わって行きます。4月よりこの名前に変わる予定でおります。それぞれのお部屋の名前にどんなお話が隠れているのか探してみるのも面白いと思いますよ。
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