新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。今朝はとてもいいお天気に恵まれ、ヘブンス園原のゴンドラに乗ってご来光を見に行かれた皆様は、綺麗な初日の出を見ることができたそうです。気持ちのいい新年の幕開けとなりました。
朝7時に大広間にて新年の一番初めのミーティングが行なわれました。若旦那から新年の挨拶とともに2007年の石苔亭いしだの目標が発表されました。目標は大きく三つです。
一、和風旅館から日本旅館へ
一、旅館料理の限界への挑戦
一、圧倒的なチームワーク
日本旅館へ…という第一の目標は、ネオジャパネスク文化イベント参加をきっかけとして石苔亭いしだが気が付いた、海外から見た日本のよさや素晴らしさを具体的に旅館のサービスの中に取り込んでいくということです。突き詰めていくと日本文化というものは、大陸文化や欧米文化に溶け入ってしまう部分があるのですが、この日本という風土にはぐくまれながら受け継がれてきた日本という国の特色を追求していきます。
旅館料理…は、これまで「匠の饗宴」の際に、いろいろなシェフの皆さんから教えていただいた技術や調理方法などを、ある部分旅館料理にも当てはめながら、これまで旅館が諦めていたレストラン並みの料理提供のスピーディーさとメニューの多様性に挑戦するということです。
チームワーク…は、お客様に優しくあるためには、まずスタッフ同士が優しくなければならないという話がありました。サービスマンである前にまず一人の人間として他から認められる存在であるかが大切になってきます。
掲げられた三つの目標はどれも高いハードルの目標のように私は感じますが、今年は「猪年」ですので、猪突猛進で後に下がることなく前へ前へ進んでいけたらと思っております。
皆様方にとりましても今年が幸多き一年でありますことを、心からお祈り申し上げます。