〜若旦那の日記〜
昨晩、ネオジャパネスクの会長の表さんの自宅まで行ってきました。イギリス・フィレンツェで行なわれるイベントで発表する「和菓子」とエスプレッソと抹茶ゼリーを組み合わせた「アフォガード」のプレゼンのためです。
先日、石苔亭いしだで行なわれたプレゼンでは十分な作品が提出できずに、その後、深夜までかかって新しい和菓子の構想を練り直しました。京都の老舗の和菓子に近づけようとしても地に足がついた和菓子が作ることができないということで、今回は地元を代表する天麩羅饅頭をアレンジしたものを持っていきました。
表会長の自宅は東大阪の枚岡神社のすぐそばの、眺めのいい高台に建っていました。ロンドン行きの準備をしている忙しいところ時間をとっていただき、表会長の自宅にて、実際に饅頭に天麩羅粉をつけて油で揚げてみました。結果は「味は美味しいが田舎料理の域を脱しきれない。イタリアの人たちに食べてもらうには、もっとあかぬけたもので洗練されていないといけない。」確かに、今回作ったお菓子には、長野独特の素朴さは出ていましたが、表会長が言うような洗練されたといったものはなかったように思います。
付け合せでお盆の端に乗っていた「柿」のゆべしが面白いのではないかということで、またまた作り直しとなりました。なかなか難しいものです。
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