〜若旦那の日記〜
長野県の伊那市にある伊那食品へ行ってきました。伊那食品は今ブームの寒天を素材とした食品などを製造している会社です。「かんてんぱぱ」の製造元と言った方がわかるかもしれません。
活花でお世話になっている唐木さちさんからのご紹介で、今回、特別に塚越会長にお話をさせていただく機会をいただきました。ネオジャパネスクのフィレンツェでのレセプションにおいて「アフォガード」というエスプレッソとジェラートを組み合わせた飲料を出す時に抹茶のゼリーを合わせます。抹茶を固めるものとして伊那食品の寒天を使わせていただきたい旨を伝えに行きました。
伊那食品の工場の前は何回か車で通ってはいたのですが、中に入るのは今回が初めてです。まず、落ち葉ひとつ落ちていない駐車場やしっかり整備された庭に驚かされました。清潔感のある社内と応接室まで案内してくださった笑顔の素敵な社員の方に一貫した社風が感じられました。その日は午後から塚越会長は講演会があるということでしたが、約2時間近く敷地内を一緒に歩きながら、どういう思いでこの会社を建てたのか、伊那という地域と会長自らがどのように向き合い何を実践してきたか、社員が幸せになるためにどういう経営努力をしてきたか、お客様が喜ぶ商品作りのこだわり・・・・など、多くのことを自分に語ってくださいました。
塚越会長は自分の父親くらいの年齢の方です。こんな近くに、こんなにも迫力と情熱を持って地域のため、会社のために尽力されている70歳がいることを知り、自分もまだまだだなと打ちのめされた気分で帰ってきました。
地域のために尽力できる人間に自分も早くなりたいと思います。
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