旅館ホテルの顧客満足度の向上を目的とした委員会「NACS(ナックス)」の会議が松本で行なわれ、若旦那はその委員会の委員長を務めているため、午後会議に出かけていきました。
これまで顧客満足度調査だけであったこの委員会ですが、今年は「五感で愉しむ空間」と銘打ったNACS主催のイベントが行なわれ、石苔亭いしだでも客室を1部屋、一般公開させていただきました。「風」をテーマにしたこの部屋は、200人以上の来館者の方が見学にいらっしゃっていただき、多くのアンケートやご意見をいただきました。
今日の会議では、雑誌「KURA」などの情報誌お発行しているカントリープレスの社長さんも参加していただき、かなり内容の濃い話し合いがされたようです。
「今年のようなNACS発のイベントが、長野県内のホテル旅館に問題を提議するかたちでイベントができたことは良かった。」
「長野県内の観光業の落ち込みが見られるが、全体で一歩前進することは時間もかかるし効果も薄い。ひとつひとつの旅館が本気になって自分の旅館を見つめなおさなければ何も変わっていかない。」
「NACSのメンバーの活動がそういったホテル旅館の勇気につながるようなものとなったら素晴らしい。」
などの熱い意見が出されたそうです。
今年は10月中旬より11月にかけて、宿泊されたお客様方を対象に、重点的な顧客満足度調査を行なう予定です。どうぞご協力をお願いいたします。
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