今日はネオジャパネスクの会合に出席してきた。今年の10月にロンドン・フィレンツェで行なわれる「ネオジャパネスク」のイベントに石苔亭いしだが参加することになったからである。ネオジャパネスク会長の表博耀氏はじめ、パーカッションのアーティスト・音楽プロデューサ・衣装関係のスタッフなどのメンバーが集まってのクリエイティブミーティングであった。
ロンドンのバンケティングハウスで行なわれるイベントのストーリーや音響照明の打ち合わせや、フィレンツェのピッティ宮殿でのあい茶会・ベッキオ宮殿でのファッションショーなど、センターテーブルに置かれたミニチュアのセットを囲みながら、熱いミーティングが約3時間ほど行なわれた。数々のイベントやコンサートを創り上げてきたメンバーだけに、話の内容が専門的でスピーディーでとても刺激的であった。
プロのクリエーターが揃うと、ニュアンスで分かり合える場面や、逆に全員が共通理解できるまでとことん話し合う場面などがあったりして、ミーティングに参加しているだけでワクワクしていた。
石苔亭いしだが参画する部分は、ピッティ宮殿での「あい茶会」においての、日本らしい呈茶サービスとお茶に付け合せる菓子である。狂言の所作振る舞いも取り入れながら、新しい角度付けでの日本のもてなしの提案を求められている。これまでの「型」にとらわれず、そしてまたこれまでの「型」を踏襲しながら、新しくも古式ゆかしいネオジャパネスクの「型」の創造ができたらと思いながら、ミーティングに参加していた。