若旦那が旅館で悩みごとにぶつかると、よく相談にのってもらう人がいます。雑誌「東京カレンダー」の平澤さんです。今日は会社の同僚の皆さんを連れて石苔亭いしだへ遊びに来てくれました。
思い返すと若旦那がこの旅館へやって来て、まだ間もない頃、平澤さんが石苔亭いしだの取材でいらしゃった時に、若旦那と2人で取材もそっちのけで、これからの旅館のあり方論を語り合ったのが始まりでした。
若旦那が新しいことを考えるとき、それまでのものを壊そうとするとき、いつも電話やメールでその話を聞いてくれたり、東京で直接相談にのってくれたり、料理の相談をしたときにボンファムの中野シェフを紹介してくれたのも平澤さんでした。
そういえば、「男の隠れ家」をテーマにした書斎付の客室も、平澤さんと若旦那の『こんな部屋が自宅にあったらいいなあ』という話からできあがった部屋です。
そんな平澤さんが仲間を連れて遊びに来てくれたことが本当に嬉しくて、どうでもいい話をしながら、夜中まで美味しいお酒を飲ませてもらいました。
なにかとても心が温かくなりました。
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