昨晩から石苔亭いしだの能舞台において、茂山千三郎先生をお迎えして「茂山狂言長野県社中」のお稽古が始まりました。
これまで京都までお稽古に通っていた若旦那はじめ当館のスタッフをはじめ、お稽古に参加されたのは「紫宸殿の宴」に出演いただいている加藤木さんのご一家や地元の方々など多彩な顔ぶれで、能舞台はまたいつもと違った緊張感がありながらも和気あいあいとした雰囲気に包まれました。
お稽古は茂山先生とマンツーマンで行なわれる通し稽古です。集まったメンバーの中でチームを決めて、茂山先生からお稽古をする演目を決めていただきました。皆さん、はじめは大きな声を出すことに少々抵抗があったようですが、時間が経つにつれ声にも張りが出てきて、能舞台のあるロビー一杯にその声が響き渡りました。
お稽古が始まる前は、皆さん本当に自分に狂言ができるのだろうかと言う不安な表情でしたが、終えてみると「大きな声が出せてすっきりした」「セリフの抑揚にのってくると気持ちがいい」と清々しい表情へと変わっていました。
私もはじめは皆さんのお稽古を見ているだけのつもりだったのですが、そんな皆さんの様子を見ていたり、茂山先生や若旦那からも誘われたりして、皆さんのお稽古が終わった後、茂山先生から古舞のお稽古をつけていただきました。
狂言のお稽古は毎月2回ずつ定例で行なわれます。まだ若干定員に空きがございますので、是非一緒に狂言のお稽古をやってみませんか?
1月のお稽古は1月26日(木)27日(金)の2日間
2月のお稽古は2月 7日(火) 8日(水)の2日間です。
詳しくはホームページ「お部屋と施設」→「能舞台」→「茂山狂言長野県社中」へお進みいただいてご覧くださいませ。ご不明な点がございましたらお問い合わせをお気軽にどうぞ。お待ちしております。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。