今週は私どもの客室係り=和(やわらぎ)さんのお茶のお稽古月間です。
私がお茶を最初に始めたのは確か25〜26歳の頃だったと思います。仕事がら身に付けなければ・・・・と思って始めましたが、なんとそれから5〜6年休んでしまっていました。というより続かなかったんですよね。
お茶の支度や手前が苦なく、自然に出来るようにになったのは実を言うとここ最近の事なんです。わたしの精神的な部分において、今ではとても大切な時間となっています。
自分の成長ぶりがなんとなくうかがえるようです。たいした変化も成果も無いのでしょうが、今までの経験が自分自身に意味あるものとして少しづつ理解でき生きてくる年齢になってきたのかなー。と感じています。
最近は以前とは又違った感覚で、スタッフの皆さんがとても愛しく、大切に感じられるようになってきました。同時にその心をもって若いスタッフたちは育てていかなければ・・・とも思うようになっています。
スタッフの人にもこの豊かな時間があることを知っていただき本人の自覚でお客様に接して欲しいと思うのです。豊かな心が自然と湧いてくる環境がこの旅館にあって欲しいと願うのです。
昔の自分を考えてたら、今お茶をやっている和(やわらぎ)さんはきっと???何でしょうね。それでもへこたれず、いつか分かってくれる日を信じて、豊かで柔らかな心を育ててもらえるよう、願い続けたいと思います。
まだまだお稽古も不十分では有りますが、当館のかわいい和(やわらぎ)さんたちをどうか皆さん応援してやって下さい。
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