本日から徹底的な「歩き方講習会」が始まりました。
お客様がチェックインされる前に、接客係の「和〜やわらぎ〜」がロビーに集まり、石苔亭いしだらしい歩き方について若旦那から話がありました。
�@着物の裾が乱れないように大股で歩くことはしない。
�A足運びは畳の上を歩くように静かにすべるようにすり足で。
�B両手は軽く太ももの上に添えるように。
�C歩く方向を変えるときは急に曲がらず3歩くらいかけて丸く曲がる。
�Dお客様のお話を伺うときはお客様の目線まで下がる。その際両膝は同時に下ろす。
いしだらしい足運びとは、日常生活の中での効率的で機敏な動きとは反対側にある動きです・・・とは言いましても、なかなか私達スタッフも直ぐには、小股ですり足をしながら歩くことは出来ません。ついつい洋服を着ているときのように大股で歩いてしまいます。
すると若旦那が浴衣の帯ひもを取り出してきて、「和」さんのひざの部分をグルグルと縛りだしました。ひざを固定されると必然と歩幅が小さくなり、着物で歩く際の感覚がわかってきます。しばらくは、下の写真のような光景が館内のあちらこちらで見られるかもしれませんね。
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