本日午後から、京都茂山狂言会の茂山千三郎先生のお社中の皆様方の合宿稽古が、当館の能舞台にて行われました。
お社中の方とはいえ、セリフの抑揚や所作など、素人の私から見ますとどれも素晴らしいもので、ついつい仕事の手を止めて見入ってしまうことが度々でした。
本日のお稽古は7月31日に京都金剛能楽堂で行われます「七三の会」のお稽古で、皆さん最後の仕上がりということで、ちょっとした動きなどで分からないところなどを千三郎先生に確認しながらお稽古を行っていました。
実は、当館の若旦那も31日の発表会に出演します。シアタールームオープンをあさってに控えて、薄暗いシアター入り口のところでペンキ塗りをしながら、狂言のセリフの練習をしている若旦那の姿はなんとも異様なものでした。
スタッフが「若旦那の練習はいつやるのか。」と騒いでいるのが分かり、どうやら、まだスタッフが全員出勤していない早朝練習を先生にお願いしたようでした。
本日の宴は、茂山千三郎先生もご出演の狂言3演目で、地元のお客様はじめ多くのお客様がご来館いただき、賑やかな夜となりました。
「七三の会」のご成功を心より願っております。
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