若旦那から喫茶主任のスタッフに、こんな指示が出ました。
「お客様が飲みたくなるようなドリンクメニューをつくること」
その指示と一緒にこんな文が書かれた紙も渡されました。
喫茶のメニューについて
風呂上り、どんなお客様がなにをあのカウンターで飲みたいのか?
ただ飲みたいというだけではなく、どんな飲料を手に持っていたらかっこいいかまで、石苔亭でプロデュースするつもりでメニューを決めだしてください。
メニュー構成にもっと「粋」な世界を入れて。
例えば、床屋で「なにか本でもお持ちしましょうか?」と言って店員が持ってくる本で、その床屋の質が決まります。そこで「週間ポスト」を持ってくるのか「LEON」を持ってくるのか?それはその店がお客様にその空間でどんな時間を味わってもらいたいかという無言のメッセージです。
メニューに「カクテル各種取り揃えてあります」と書くよりは、「ボンベサファイヤ」「響12年」とだけ書いてあったほうがかっこよかったりするでしょ。
そんな雰囲気でメニュー構成を絞り込んでください。
まずは、あのカウンターにどんなお客様が座るのか。そこから想像してください。
さて、どんなメニューが出来上がるのでしょうか。
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