先日、行われたリーダー会議において若旦那からこんな話がありました。
「毎日、お客様のご到着を待って、門番が門の所に立っているが、どのくらいのスタッフが、自分も石苔亭いしだの《景色の一部》となっていることを意識しているか?」
いくら庭木を剪定しても、いくら壁の色を塗り替えても、そこに佇む人間の姿が洗練されていなければ、どこかチグハグな風景となってしまうということでした。
若旦那はもともと美術の教師ですので、よく「一枚の絵として見た時に・・・」という例えを使います。特にグループ長やリーダーには「お客様がチェックインされる際の完璧なまでの絵を頭に描いてから開門しなさい。」と言います。それにはよく予約台帳を読み込むことであり、いろんな本を読むことであり、失敗に学ぶことだとも言います。
そんなスタッフが一人また一人と増えていったなら、きっと素晴らしいサービスのできる旅館になれると思いました。
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