温かくすごしやすい12月をすごしてまいりましたが、もうすぐお正月です。本日はお日柄も良いため、私たち石苔亭いしだには門松としめ縄が飾られました。このお正月飾りとは私たちの伝統的な風習の一つです。しめ縄やしめ飾りというのは年神に「清められた場所」を示すのに対し門松は年神が招かれよりつくもの(依代)となります。年神は高くそびえたところに降り立つと考えられていたので先端がとがった形になっています。本来はしめ飾り、お供えと共に欠かせないものです。そして門の両脇に一つずつ、計2つを一対と致します。次は12/28お餅つきを行いお供え物を準備いたします。このように仕度を行っておりますと不思議と感謝の心が芽生え一年という年月がとてもいとおしく、尊くも感じられます。もう一つ発見があります。感謝の心が芽生えるときとても豊かな気持ちになるということをこの年になり深く感じている若女将でした。
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