ついに出来上がりました。「いしだのかすてら」
かすてらは玉子・小麦粉・砂糖を材料にしたほんとうに単純な焼き菓子です。だからこそその材料にこだわっていしだなりの「かすてら」を作ってみました。
玉子は会席料理の中でもご提供させていただいております「300日コーチンの卵」を使用いたしました。標高800メートルの高原で300日間、野飼いされた名古屋コーチンが産む卵は、黄身がプクッと盛り上がりつまよう枝を10本刺しても黄身が潰れることがありません。
甘味には「ハチミツ」を使用しました。このハチミツは伊那谷の山野草の草花の蜜を集めたもので、一般的なハチミツより味が濃く野性味あふれる特徴的な味になっています。
いしだ特製のかすてらを完成させるため春から何度も試作を重ねてきました。パサつき感としっとり感のバランスや玉子の味に負けないハチミツの糖度、口に含んだ際のフレーバーや後味など、若旦那と和菓子屋さんと洋菓子屋さんのアイデアや技術を最大限にいかしながら、やっと出来上がったのがこの「いしだのかすてら」です。通常のカステラより味がしっかりとしていて、黄色が濃い生地になっています。糖度は控えめですが山野草のハチミツの独特な香りがいたします。喉のとおりがいいように幾分、しっとりめに焼き上げてもらっています。
本日、限定で6箱出来上がったのですが、あっという間に売切れてしまいました。職人さんに頼んでもう少し数を多く焼いてもらいますが、なにせ材料の仕入れ数に限界があるためそんなに多くを焼くことができません。その日にある分しかお分けできませんが、どうぞ売店を覗いていただいて「いしだのかすてら」をご賞味くださいませ。
※ただ今、このカステラに合わせるクリームを洋菓子屋さんが試作中ではあります。また出来上がりましたらそちらもご報告いたします。
※売店においていない場合は、ご予約いただけましたら、焼きあがったものを発送させていただきます。
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