久しぶりの雨に暑さも少し和らぎ、草木もホッとしているように見えます。同時に本日宴の出演者、児玉様の法竹の音色にご鑑賞のお客様が、とても心地よく堪能されていたようでした。法竹の音色に意識を向けているうちにいつの間にか身も心も「空」になり、館内にある「音」という「音」がすべてが自然な形で同調してくる感覚・・・わかりますか?最初は法竹の音色だけが特別な「音」だったはずなのに、雨音やグラスの中の氷の音、換気扇かもしれないし自然に起こる「生活音」とでも言うのでしょうか、そういった音がだんだんクローズアップされてきて全ての音が「自然の音」として自分の体と一緒になるんです。そして不思議と「音」ではなく「心」へと気持ちがむくんです。そうすると毎日忙しくしていた心が解き放たれて、「時間」は無限に広がっているんだなーと感じ、優しい気持ちがよみがえってくるんですね。ハハハ・・・・伝わってますか?(言葉で表わすって難しい)
本日の法竹の音色がご鑑賞いただいた皆様にとって、本日の雨のようにほっとしていただけ、心に届くものだったように感じました。有難う。児玉さん。