阿智黒丑舞の口上

今年は丑年ということで、阿智村の阿智黒丑舞はいろいろなところから引っ張りだこです。４月１０日に開催されます「阿智村清内路村の合併セレモニー」にも、アトラクションのひとつとして参加依頼があり、本日その打ち合わせがありました。

お祝いの席にあたり、丑舞の指導をしてくださっている加藤木朗さんが、黒丑舞の口上を考えてくださいました。

口上

東西　東西

本日は阿智村清内路村の合併セレモニーのお目出度き席に

阿智黒丑舞がまかり越しましたところ

ご参会のぼっちゃん嬢ちゃんが黒丑舞をご覧になっておっしゃいますには

阿智黒丑舞は、口がでかくて赤かった

お目々が光って怖かった

お鼻が丸くて黒かったと、お褒めの言葉を賜りまして

誠にもって有り難きしあわせ

さて、本日の皆様方を見渡しますと、目出度い、目出度い、お目出度いと

八百万の神々がお集まりになられているそうにございます。

まず、一に大黒、ニに布袋、三国一の黒丑に引かれて信濃の善光寺

五つ行きましょお参りに、六つ無病息災に

七つ鳴る神言う神は、弁財天とは申します

八つやって来た宝船、九つ黄金の波に乗り、十で当家（当地）にご到着

阿智黒丑舞が　舞い込んだり　舞い込んだり

口上がスラスラと流れるように言えたら大成功です。口上が終わるとドンドンドンドン････と太鼓が始まります。

阿智黒丑舞は４月１２日の早座祭りでも出演いたします。こうご期待です。