NHKの番組で、冬の始まりにも関わらず地表の温度が25℃もある南極の場面が映し出された。南極ペンギンは氷の上ではなく、茶色い地面の上を日陰を探して歩き回っている。そして地表が緑で覆われたゴルフ場のような南極の写真や、急速に溶けていく氷河の写真なども映し出されました。
これはすべて地球の温暖化の影響によるものです。
ミャンマーを襲ったハリケーンも地球温暖化によって海水の温度が上昇したことが原因の一つです。ここ昼神でも例年だと4月の2週目〜3週目に咲く桜の花が、近年、1週間ほど早くなってきたり、入梅前なのに25℃以上の夏のような日があったりします。
中国やインドの産業発達と共に、これから地球の温暖化は更に深刻になるのではないかと懸念されています。何億年も生態系をはぐくんできた地球のバランスを、ここ数年の間に人間が見事に壊してしまいました。
先日、旅館の前を流れる阿智川の河川敷に生えているアカシアの木から飛んでくる白い綿が、旅館まで飛んでくるということで河川敷の木を伐採するという話を聞きました。人間は人間の都合で、数十年かかって育った木をノコギリでいとも簡単に切ってしまいます。世の中には人間にとって都合のいいものしか残っていけないのです。
自然に守られながら私たちの人間の生活があることを、早く人類が自覚しなければ、まだまだ地球規模の災害は拡大していくと思いました。
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