「波に兎」という日本特有の柄は、着物・鬼瓦・鏝絵などによく用いられています。
波に兎というと「因幡の白兎」を連想しますが、実際、海に兎がいるというのはおかしな風景です。
波には火事を防ぐという意味があり、兎は安産を象徴するものです。「波に兎」とは、災いを防ぎ子孫繁栄を願う意味が込められているそうです。
私たちの旅館では、アメニティーのシンボルマークとしてこの「波に兎」のデザインを使用しております。
また、今回オリジナルで制作する手ぬぐい柄のラインナップにも、「波に兎柄」が採用されました。
地元の方から瓦も譲っていただくことになり、シアタールームのどこかに飾ることができたらとも思っています。
館内に何匹の兎がいるか探してみるのもいいかもしれませんね。
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